「無理はしない」と決めたら楽しくなった
無理はしないでおこう。自分を捻じ曲げてまで世間の形に合わせるのはやめよう。
そう思った途端、羨んでいた友だちとも仲良くなれるようになって、旅行に行ったり、心から笑い合って楽しく過ごせるようになりました。
どうやら女性には特に結婚している、していない、子どもがいる、いないとか、いろんなことでもやもやして仲良くなれない時期というものがあるようです。
旅行に行っても、「私は頑張って自分で稼いだお金で来ているけれど、あの人はご主人のお金で来てるのよね」とか、子どもがいない人の前で子どもの話はしてはいけないんじゃないかと気を遣ってしまったり。お互いにそういう「もやもや」を抱えていたと思います。
男性の場合は、どこに勤めているかとか、出世しているか、家をどこに建てたかなどで、もやもやが溜まってしまうかもしれません。
けれど、50歳を過ぎてみると、子どももみんな手が離れてくるし、夫が成功しているとかいないとか、仕事で何をしているかとか、どこに住んでいるかとか、あまり関係なくなってきました。
私は、同級生とのLINEグループがあるのですが、毎日のように中学生みたいなたわいもない話題や冗談で盛り上がっています。そういうふうになれたことが、今の自分を表している気がします。
60歳を過ぎたら達観が大事になる
美輪明宏さんは若い頃に激しい誹謗中傷を受け、それを乗り越えてこられた方です。
美輪さんは、「どんなに幸せそうに見えても、どんなに羨ましく思えても、その人は同じだけの負を引き受けているもの」とおっしゃっています。
「なんであの人ばかりあんなに幸せなのかしら」「それに比べて私はなんでパッとしないのかしら」とマイナスのことばかりを考えるより、「あの人はその分、何か人に言えないつらいことがあるのだろう」と思って、気にしない方がラクです。
それに、私は占い師としてさまざまな人の相談に乗ってきたので分かるのですが、「成功者の裏には闇がある」というのは、なかなか当たっているのです。
ですから、まわりと比較しても意味はありません。どこまでいっても、自分は自分にしかなれないのです。
私も60歳を過ぎて、諦めというか開き直りというか、達観みたいなものは大事だと感じています。逆に、いくつになっても諦めがつかずにいると、ずっと同じもやもやを抱え続けることになります。それでは、せっかく新しく迎える2周目の運気の波も逃してしまいます。
2周目の人生は、ぜひ自分のご機嫌を取ることに集中して、心やすらかに過ごしましょう。


