大音量を気持ちよく感じる仕組み

ここまで読んで「でも大音量が気持ちいいのに」と思った人もいるでしょう。じつは大音量が気持ちよく感じられる理由は、脳科学的に解明されています。

音楽がメソリムビック報酬系(ドーパミン)とオピオイド系を刺激
fMRI(機能的磁気共鳴画像法)やPET(陽電子放射断層撮影)を用いた研究によると、音楽を聴いて「ゾクッ」とする瞬間、脳の報酬系でドーパミンという快楽物質が放出されることがわかっています(※4)

大音量が交感神経系の「心地よい覚醒状態」を作る
音量が大きいほど、脳の反応も大きくなることが示されています。ただし限度はあります。120dBを超えるような音量になると、今度は痛みや不快感を感じる神経回路が活性化します。