新政権発足で債券価格は“暴落”
さらに注目されるのが、超長期国債、具体的には40年債流通利回りの水準だ。40年債の利回りは高市政権が発足した10月21日の終値で3.362%だったが、11月20日には3.731%まで上昇している。債券価格は文字通り“暴落”しており、こうした状況が続けば、日本は財政発の本格的な金融危機に突入する恐れが大きくなる。
ところで、4月にかけての円高は、いわゆる“トランプ関税”に伴い発生したドル不安を反映して生じた動きだった。米トランプ政権の経済運営に対する不信感から米債でありドルが売られたわけだが、この不安定な地合いは小康状態にあるとはいえ、払拭されたわけではない。いわばドル不安の中、さらに円が売られているわけである。
一方で、ユーロはドルに対して堅調を維持している。年初、1月1日のユーロドルレートは、終値で1ユーロ=1.0355ドルだった。その後、ドル不安の受け皿に選ばれたユーロの相場は上昇が続き、9月17日にはザラ場で1.1919ドルまでユーロ高が進んだ。11月20日の終値は1.1529ドルだが、年初来の上昇率は11%を超えている。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能

