桜島噴火では29人が噴火地震で亡くなっている
1914〜15年の桜島大正噴火では死者・行方不明者は58人であるが、そのうち29人は噴火時に発生した地震(烈震)で倒壊した鹿児島市内の石垣の下敷きや崖崩れで死亡したとされる。なお、噴火による死亡・行方不明とされる29人は、噴火直後に島から脱出しようとして酷寒の海に泳ぎだして水死したものである。
犠牲者の発生に至らないまでも、噴火最中には激しい地震が頻発するので、住民が恐怖を覚えることは珍しくない。伊豆大島1986年噴火の時にも、11月21日のカルデラ床および外輪山山腹での割れ目噴火が発生した際には激しい地震が続き、住民は恐怖を感じていたので、短時間で全島民の島外避難が完了できた要因の一つとなったと思われる。
有珠山2000年噴火の際にも噴火前から激しい地震が発生し、住民の多くが恐怖を感じていたため、避難勧告や避難指示が出されると直ちに全住民が避難をした理由の一つとなったといわれている。
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