「記事のただ乗り」が横行

わずか3年ですが、いまでは世界で数万のAIサービスがあるといわれ、高度な能力を鍛えるためには「信頼できる大量のオンラインテキスト情報」を際限なく学習データとして取得する必要があります。これらの情報源とは、新聞、雑誌、ネット専業などのオンラインメディアのコンテンツです。ここに大きな問題が潜んでいました。生成AIは、ほぼ無料でコンテンツをクロールし情報を収集し続けてきたのです。

そしていま、生成AIが、パブリッシャーのコンテンツを無断で学習・複製し、利益を得る「ただ乗り」が世界中で訴訟の嵐を引き起こしています。

日本でも今年8月に話題となったのが、日経、朝日、読売の生成AI「Perplexity(パープレキシティ)AI」に対する65億円もの提訴です。AIに対する利用禁止のサインを出しているのにもかかわらず、無断で情報収集していることに対する司法への提訴です。