別の職員が「不適切」と感じ、上司に報告

主に議論を進行したのは幹部のひとり。進行者の発言は平山さんと代理人を驚かせる。

「性的虐待が行われていたことに気づけなかったとし、自分たちも被害者だという空気感を出していました」

だが、平山さんの友人は、加害者の平山さんへの距離の近さに不審を抱き、施設長に訴えていた(第1回参照)。また、加害職員と平山さんの距離感を不審に思う職員がいた。職員は加害者について上司に報告し、対応を求めたものの、対策は取られなかった。