作業が終わるまで、スマホを見えない場所に置いておく

さらに言えば、心理的時間感覚を書き換える一番簡単な方法は、「やりたくないことを、いったんやめること」なのです。本当にやりたいことに集中できているとき、人は「時間を忘れる」という状態になります。

逆に、「やらなきゃ」「終わらせなきゃ」と感じているときは、時間ばかり気になって、なかなか進まないものです。たとえば、読書をしていて時計を見たら1時間経っていた。これは心理的時間が「短く」感じられている状態。一方で、退屈な会議で時計ばかり見ていると、たった10分でも永遠に感じます。

この違いは、脳が「今ここ」に集中しているかどうかにかかっています。では、どうすれば「今ここ」に意識を戻せるのか? ひとつの方法は、行動で時間を区切ることです。たとえば、「この作業が終わるまでスマホを見ない」「このページを読み終えたら一息つく」など、小さな区切りをつけることで、意識が今に集中しやすくなります。