元漁師という利点を最大限に活かす

座間味村のダイビングショップの経営者たちの多くは、もともとは漁師(海人)です。

村を取り囲む慶良間海域は、生物多様性ではグレート・バリア・リーフを超えると評価されるほど、豊かなサンゴ礁が広がっています。日本がバブル景気に沸いた頃に、国内のダイビング愛好家がサンゴ礁を求めて座間味村に訪れ、地元の漁船をチャーターしてダイビングを楽しむようになっていました。

その頃、座間味の漁師たちは、朝早くから夕方まで漁に勤しんでも、売上高は燃料にもならない状態でした。ところが、ダイビング客たちを受け入れると半日で8~10万円の売上になります。もともと漁師ですので、船を保有していて、潜水士の資格を有しており、どこにサンゴ礁がありどんな魚がいるのか知識を持っている状態です。