週3回・3人の専門家庭教師と通訳付き面談の衝撃

家庭教師の会社を運営していて一番驚いたのは、冒頭の通訳付き面談でのやり取りです。通訳を介してまで聞きたかったのは、おそらく「成功のための具体的な勉強法」だったんでしょう。日本語での微妙なニュアンスも逃さず、100%理解したいという教育への執念を感じました。

その情熱が最も表れているのが、前述した教育への投資です。例えば、IT企業の社長や投資家など一部の富裕層家庭では、塾に加えて個別指導と家庭教師を毎日のように入れ、月の教育費は50万円近くにのぼることも。中学受験のSAPIXや中高生が対象の鉄緑会の月謝が5万円前後であることを考えると、10倍。すべての中国人家庭がこうではありませんが、教育への本気度は日本の比ではありません。

「良い授業を受けられるなら、お金に糸目はつけません。ここなら、複数の先生を単発で試して良い先生を選べると聞きました」