ドネツク州を「大坂夏の陣」にさせない
停戦交渉で焦点になるドネツク州の残る25%は、両国にとって死活的に重要な要衝だ。
8月24日で3年半が経過したウクライナ戦争で、ロシア軍はドンバス地方を構成するルハンスク州をほぼ制圧し、ドネツク州は約75%を支配。スロビャンスクやクラマトルスクなど物流の拠点でもある戦略都市で激しい攻防が続いている。
米シンクタンク「戦争研究所」は、ウクライナはドネツク州西部に強固な要塞地帯を築いており、ロシア軍がこれを奪取するには数年を要し、膨大な犠牲とコストを要すると分析した。プーチン氏のドネツク州明け渡し要求は、犠牲を避けるために無血開城を迫る虫のいい主張だ。
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