イラつく相手とのロジハラにならない会話

わたしの場合、苛立ちや怒りを感じたときは、その感情にとらわれないためにも、「どうしてそんな状況になったのか」という理由(行動のプロセス)を、相手と一緒に振り返るようにしています。

「怒りを静める方法」を脳科学的に解説する細田千尋さん
撮影=塚原孝顕
「怒りを静める方法」を認知科学的に解説する細田千尋さん

ときには、それを行っているあいだに苛立ちを感じることもあり、その雰囲気は伝わってしまっている場合もあるとは思います。でも、その感情を爆発させないように、現状にいたった流れをお互いにきちんと把握するプロセスをつくります。

これには、怒りをおさめるための「時間稼ぎ」の意味もあります。ただし、このとき正論ありきで論理的に相手を詰めていくと、ロジカルハラスメントになりかねません。