作家
1933年、埼玉県生まれ。青山学院大学を卒業後、9年余りのホテルマン生活を経て作家活動に入る。69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。『人間の証明』『悪魔の飽食』『新幹線殺人事件』など数多くのベストセラー作品を著し、社会派推理小説の世界で不動の地位を築く。2004年に第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。11年『悪道』で第45回吉川英治文学賞を受賞。ミステリーを中心に歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍。著作は380冊を超え、創始した「写真俳句」も話題を呼んでいる。