物理学者
1962年生まれ。カリフォルニア工科大学フレッド・カブリ冠教授、ウォルター・バーク理論物理学研究所所長。東京大学特別教授、理学博士。京都大学大学院修士課程修了後、東京大学助手、プリンストン高等研究所研究員、シカゴ大学助教授、京都大学数理解析研究所助教授、カリフォルニア大学バークレイ校教授を歴任し、現在に至る。東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構機構長や米国アスペン物理学センター総裁、理事長も務めた。紫綬褒章、仁科記念賞、中日文化賞、アメリカ数学会アイゼンバッド賞、グッゲンハイム・フェローシップ、サイモンズ賞、ドイツ連邦共和国のフンボルト賞とハンブルク賞などを受賞。アメリカ芸術科学アカデミーとアメリカ数学会のフェロー、フランス高等科学研究所ルイ・ミッシェル冠教授でもある。科学監修を務めた3D映像作品『9次元からきた男』は、国際プラネタリウム協会最優秀教育作品賞を受賞。『
重力とは何か』『
強い力と弱い力』『
探究する精神』、佐々木閑氏との共著『
真理の探究』(いずれも幻冬舎新書)、『
大栗先生の超弦理論入門』(ブルーバックス、講談社科学出版賞受賞)などの著書がある。