「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。この俳句で詠まれたセミの種類は何だったのか。生物学者で歌人の稲垣栄洋さんは「アブラゼミという説もあったが、現在ではニイニイゼミと考えられている」という――。(第2回)

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