まとめ
資産形成とは、今日や明日のお金を稼ぐものではありません。10年単位~老後のお金を作っていくものです。したがいまして、長期目線で物事を見る、判断することが大切です。一言でいえば、共通点6のそれぞれトップにあげた、「ゴールベースで物事を見る」「マーケットベースで物事を見る」……このうちのどちらの視点になるかで、成功・頓挫に分かれてくると思います。つまり、新NISAの“勝ち組”は投資への正しい心構えがあり、そうではない人にはないということかもしれません。
活用法(1)で紹介した投資信託への積立投資であれば、毎日株価を見ることなど不要です。(2)や(3)なら、個別株が単独で株価急落した場合に原因の確認が必要なので、株価の確認をする必要がありますが、それでも1日1~2回以下で大丈夫です。そわそわ株価を気にせずに、がちゃがちゃ保有銘柄を売買せずに、落ち着いて長期思考での投資を目指しましょう。