つまり、プロフィールは「どんな異性にもウケるように書く」のが正解です。そのためには、むしろ絶対にオタクだとバレないよう擬態する必要があります。普通の人を装うのです。あなたが婚活でアピールすべきなのは、オタク属性ではなく、あなたの人間性や性格、オタク以外のスペックであることを忘れないでください。
「この人ならお付き合いできそう」「この人なら一緒にいてもいい」「この人なら私をわかってくれそう」と、相手に「この人なら」と確信を持ってもらって、人間関係の基礎を築いていくことが先決です。人間関係の基礎ができれば、その後にオタクをカミングアウトしても、相手は認めてくれるでしょう。
「世間に受け入れられている」大いなる勘違い
昨今は芸能人の中にも、オタクであることを公言する人が増えています。それを見て、「オタクは世間に受け入れられている」と思うのは大いなる勘違いです。
芸能人たちは、すでに「万人から称賛される芸」を持っている人たちです。その人たちはオタク属性をさらけ出すことで、「芸の幅」を広げ、仕事を増やしています。
あんなにキレイな人(かっこいい人)がアニオタだったなんて! と「ギャップ萌え」効果もあり、ますます人気が高まります。
一方、ただの普通のおっさんがオタク属性をさらけ出しても、なんらギャップはありません。だから、誰も萌えません。芸もないから、芸の肥やしにもなりません。普通の人が、オタクであることをアピールしても、メリットは一切ないのです。
婚活の現場で、人間関係の基礎ができるまでは、オタクであることを封印しましょう。