第2の壁は週刊文春によれば、27歳になった次女・佳子さんの結婚問題だという。

姉のやっていた皇室の公式行事に出る機会が増えた佳子さんだが、佳子さんの年に姉は婚約が内定していた。そう考えれば、たしかに佳子さんの結婚問題は喫緊の最重要課題である。

秋篠宮はかねてから「結婚は娘たちの意思をできるだけ尊重したい」といっていたが、状況は一変してしまった。

「秋篠宮さまは、眞子さんのような“類例のない結婚”を、佳子さまには絶対にさせないと決意なさっている。お相手への調査も辞さない覚悟でおられます」(秋篠宮家関係者)

しかし、眞子さんより活発で、眞子さん以上に皇室から出たいという気持ちが強いといわれる佳子さんが、秋篠宮の考えに素直に従うとは思えない。秋篠宮も頭が痛いことだろう。

悠仁さまの筑波大附属進学は「特別扱い」なのか

第3の壁は、現在中学3年生の長男・悠仁さんの高校進学問題だという。

文春によれば、筑波大学附属高校に進学することに決まったようだ。現在通っているお茶の水女子大附属中学と筑波大附属高校は「提携校進学制度」を導入していて、特別入試で進学できるという。

しかし、小室圭さんがフォーダム大に入学の申し込みをする際、「眞子さんのフィアンセ」といったのではないか、超難関の奨学金を受けられたのも「特別扱い」されたからではないかという疑惑を招き、国民から反発する声が出た。

今度も、悠仁さんが筑波大附属に入学すれば、再び「特別扱い」をしたのではないかという批判が起こりかねないというのである。

しかし、これはおかしい。文春も悠仁さんは「勉強以外の体育や音楽などの成績もよく、一、二年生時代も含めて全科目優秀だそうです」(秋篠宮家関係者)と書いているではないか。実力も十分にあり内申点も抜群だとすれば、偏差値67の名門進学校に入っても不思議ではない。

眞子さんの結婚問題が起きて以降、何をやっても批判されると、秋篠宮はさぞ嘆いていることだろう。

週刊新潮は「世知に長けているという思いがあるのでは」

週刊新潮(1/13日号)は、眞子さんが皇室を敬わない男性と結婚してしまったのも、次女の佳子さんが母親の意向に逆らってダンスに打ち込んだのも、悠仁さんの帝王教育が十分でないのも、“自由”“放任”で、“公”としての意識を養う教育がなされてこなかったからだといわんばかりである。

そのうえ、秋篠宮には兄である天皇よりも自分のほうが世知に長けているという思いがあるのではないかと、疑問を呈している。