「盛り上げたいタイプ」は明石家さんま風に反論を呼び水にする

もし、あなたが場を盛り上げたいと思うタイプの人で、しかも尋ねてきた友人との距離感も近いなら、明石家さんまさんのように、あえて反論を呼び水にして会話を盛り上げるのはいかがでしょうか。

ただし、これは話術の上級者向きです。

明石家さんまさんは、トーク番組で若手タレントさんが印象に残るように、会話のきっかけをつくり、チャンスを与えています。そのきっかけのひとつが、「そんなに好きなの? へえ、良さがさっぱりわからんな~、何がいいの?」とあえて反論をして、若手タレントから「こんなところが好きなんです!」と偏愛トークを引き出す話術。人は自分の好きなことを否定されると、強く相手を説得したいという気持ちになります。その心理を刺激することで相手の熱量も増し、会話が盛り上がります。

友人「メンバーの中で誰が好き?」
自分「A子さん、○○のファンなんだ。BTSのファンのこと、アーミーっていうんだよね。グラミー賞すごいよね」

など、関連する話をしてから

「いやあ、でもね、○○のどこが、そんなにいいのか正直わからないな~。どんなところが良いの?」

というようにわざと反論をして、友人にたっぷり主張させてあげるのです。

最後は必ず「ありがとう」で締めくくる

ただし、これはあくまで、会話による社交術。決して、ディスカッションにならないファシリテーションスキルが必要です。

最後は、「ありがとう。これだけ魅力を教えてもらったら私も興味が出てきた。YouTube見てみるわ」とあなたが伝えることで、その場が心地よい雰囲気に包まれるところに着地してください。

そもそも、あなたが、場の雰囲気を壊して「空気が読めない人」になりたくないと思っているのは、集団生活におけるコミュニケーションを大切にしている証拠。他人の立場や心情に配慮しながら行動できる人です。どうぞ自信をもってください。

ぜひ、会話を感じよく仕切って、仕事ができるビジネスパーソンを目指しましょう。

関連記事
「お金が貯まらない人の玄関先でよく見かける」1億円貯まる人は絶対に置かない"あるもの"
「仕事やお金を失ってもやめられない」性欲の強さと関係なく発症する"セックス依存症"の怖さ
会議で重箱の隅つつく「めんどくさい人」を一発で黙らせる天才的な質問
「なぜK-POPは世界的ヒットを連発できるのか」韓流アイドルが熱狂を生む5つの理由
メンタリストDaiGo「無意識に働きかけ、相手を意のままに操る"魔法の言葉"がある」