「監視される場所」は集中できる

⑤人目のある場所で勉強する

私は大学受験のときは、家ではほとんど勉強せず、図書館やカフェ、塾の自習室など、とにかく人目のある場所で勉強することにしていました。人目があると「監視」されているようで、いい意味で気が引き締まり勉強がはかどりました。

鈴木光『夢を叶えるための勉強法』(KADOKAWA)

そうはいっても、今のご時世だとなかなか外に出られなかったりしますし、カフェに通うお金がもったいないと感じる方もいらっしゃると思います。

そういう方にオススメなのが、誰かに家で「監視」してもらう方法です。

私の場合、日曜日は自習室が閉まっていて自宅で勉強せざるを得なかったので、休日で家にいる父に頼んで同じ部屋にいてもらっていました。

家族であっても他者ではあるので、自分のやっていることをいつでも見られる状況をつくると、「きちんとしなければ」という気持ちが生まれます。

このように、勉強の質を上げるための5つの工夫を紹介しました。

集中するのが苦手だと感じる方であっても、環境の整え方や時間の使い方を工夫することで勉強に集中できると思います。

自分自身を変化させるのではなく、周りの環境を少し変えてみましょう。

そうすると、勉強の質は簡単に上げることができるので、これらの方法で気に入ったものがあれば、ぜひ取り入れて欲しいと思います。

まとめ
・「勉強量=時間×質」という前提を意識する
・まずは勉強の「質」を上げる方法から始める
・5つの工夫を取り入れて、勉強する環境を整える
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