在宅ワークを秘密にして、不倫相手の家に通っていた
驚いたAさんが過去記事をさかのぼって確認したところ、そのほかにもゴルフやキャンプなど夫が不倫相手と一緒に行動をしていると思われる写真がいくつかあった。それは、夫が不倫を続けている紛れもない証拠だった。
しかも撮影日はいずれも平日。不審に思ったAさんが帰宅した夫を問い詰めてみたところ、夫はアッサリと不倫を白状したという。平日に不倫を重ねていられた理由は「昨年夏から在宅勤務になっていたことを黙っていた」とのこと。在宅勤務になったにもかかわらず、平日は会社へ通勤するふりをして不倫相手の家に通っていたのだった。
「親友をまきこんだり、たくさんの嘘をついたりしてまで不倫を続けていたかったのかと思うと怒りが収まりません」とAさんは、今度こそ離婚をする決心を固めた。
「不倫相手の存在の大きさに気づいてしまった」
【CASE2】「マスクを買ってくる」と嘘をついて家を空ける妻
「どちらかがコロナに感染したら、もう二度と会えなくなってしまうかもしれない。そう思ったら、夫には申し訳ないけれど不倫相手に会いたい気持ちを止められなくなった」と現在も不倫を続けるBさん(41歳)。Bさんが職場で知り合った50代男性との不倫関係をスタートさせたのは約3年前。「お互いに家庭がある立場だったから、バレないように気をつけていた」。
コロナの影響により新生活を余儀なくされてみると、思っていた以上に不倫相手の存在の大きさに気づいたというBさん。「会えないことがこんなに苦しいとは思っていなかった。仕事や家庭では埋められない心を満たしてくれていたのは不倫相手だと気づいたのです」。
コロナ禍でも不倫相手への気持ちを抑えきれなくなったBさんは、「短い時間でも構わないから会いたい」とたびたび家を空けた。在宅勤務の夫へは「マスクを買いに行ってくる」「仕事でトラブルが発生した」「子どもの学校から呼び出された」など、その場しのぎの言い訳でごまかしてきたという。