コンドームの訪問販売で財を成した
『文春』(6/14号)によれば、和歌山県田辺市で酒屋を営む家に生まれた野崎氏は、中学卒業後、いろいろの仕事を経て貸金業を始めた。
「その傍ら、コンドームの訪問販売で財を成したのです。小柄で愛嬌があったので営業は上手かった。その後、正規登録をして本格的に貸金業を展開」(地元の貸金業者)
暴力団相手でも一歩も引かない熾烈な取り立ては地元では有名で「過去に二度ほど刺されたことがある。ピーク時は貸し付の資金が二百億円あったといっていました」(同)
野崎氏の元従業員がこう振り返る。
「社長から『督促の赤紙を貼ってこい』と言われると、『金を返せ!』と書いた紙をガムテープで債権者の敷地全部に敷き詰め、換気扇が詰まるほど相手の家に貼りまくりました」
90年代には長者番付に毎年名前を連ねるようになった。
1回SEXした女性に払うカネは30万から40万円
カネを稼ぐのは女とSEXするためと豪語する野崎氏の逸話は数知れずである。
東京に行った時、女性社員に持たせたエルメスのバッグの中でバイブレータが鳴り出したり、全身にキスマークを付けた女の裸の写真を現像に行かせたりするのは日常茶飯。
1回SEXした女性に払うカネは30万から40万円。「感謝のお礼だと」といっていたという。
結婚した相手は、最初が銀座のホステス、2回目が六本木のホステス、そして今回の謎の美女である。
野崎氏のカネを目当てによってくる女に、何度も金目のものを盗まれている。
彼の名を一躍全国区にしたのが、16年2月に付き合っている女に6000万円相当の金品を盗まれた事件だった。
テレビカメラの前で高級なラクダのももひき姿で、美女4000人に30億円を貢いだ、カネを稼ぐのは美女とSEXするため、といい放ち、たちまち「紀州のドン・ファン」として有名になった。
だが、彼のカネを目当てに、寄ってくるのは女ばかりではない。