先方から提示される金額は「疑え」

交通事故後の示談交渉。相手方の保険会社から「慰謝料ですが、○○様のために頑張りました。当社基準で満額を提示させていただきます」と言われても、ホッと胸をなでおろすのはまだ早い。

一般的に、保険会社が提示する慰謝料の金額は、裁判したときの賠償額の相場よりずっと低い。篠田恵里香弁護士は、実態を次のように明かす。

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示談金の主な内訳

「たとえば骨折等のケガで3カ月、通院した場合の傷害慰謝料は、裁判所基準で73万円です。一方、保険会社が提示する慰謝料はその半額程度で、ひどいときには3分の1程度のことも。保険会社はそれが相場のようにうまく説明しますが、鵜呑みにしてはダメ。裁判所基準に近づけるように交渉したほうがいい」