英語偏差値が高い人の典型的な失敗例3

昔ながらの勉強スタイルの難点で、特に目立つのがリーディングです。私を含め大学受験スタイルの勉強法を継続したことによる典型的な失敗例は以下のようなものがあります。

失敗1:難しい英文でもとにかく片っぱしから多読をする
→ツラくなり続かない

受験英語が得意だった人は、社会人になって勉強を再開しようとしたとき、自分の実力以上の教材を使うことがしばしばあります。 しかし、難しい英文ばかりで読むのがツラくなり続きません。おまけに頑張った割には読むスピードも速くならない。教材を変えたくても、どれにすればよいかわからないまま同じことを繰り返してしまう。

失敗2:一文一文の文法構造を100%理解できるまで精読する
→読むスピードが上がらないのでTOEICなどで高スコアが取れない

大学受験までの日本語に訳すクセが抜けてない人は多いが、そもそもTOEICなどでは日本語にする必要はない。英語を英語のまま理解する練習をしないので、いつまでもスコアが伸びない。

失敗3:やっぱり英単語は基本!英単語帳でコツコツ暗記をする
→英単語を覚えるばかりで読むスピードは速くならない

英単語を覚えることは大事だが、そればかりやっていても読むスピードは速くならない。英単語1つずつ読むのではなく、英文として意味を理解する練習をしないのでTOEICなどでも高スコアが取れない。