既婚者の55.2%、交際相手がいる未婚者でも29.0%がセックスレスの実態
コンドームの老舗メーカー、相模ゴム工業が、全国の20代から60代の男女約1万4000人に対して行った調査(2013年1月実施)によると、既婚者や交際相手がいる人のセックスの回数は月平均2.1回。また、既婚者の半数以上の55.2%、交際中の人では29%が「セックスレスだと思う」と回答している。
グラフは「セックスをしたくない理由」を男女・年代別に示したものだ。老若男女を問わず多いのが「面倒くさい」という身も蓋もないもの。30代女性では、実に約6割にのぼる。
30代では働きざかり、子育ての時期に当たるせいか「仕事や家事などが忙しく疲れている」という回答の割合が男女とも高い。
20代女性で「性欲がない」という回答が5割以上もあったのは特筆に値する。男性でも30~40代より、20代がより多く「性欲がない」と答えている。
この調査結果は恋愛や結婚から遠ざかりがちな近年の若者の動向とも一致している。ちなみに女性では、20代から50代までのほうが、60代よりも「性欲がない」と答えた割合が高い。
どの時点かで湧いてくるものなのか、枯れたまま老いてしまうのかは、気掛かりなところだ。