社会人としての常識力を高める「4つの検定」
●日本語検定
<合格率約16%(2級)/日本語検定委員会/難易度★★☆☆☆>
語彙、文法、表記、敬語、漢字、言葉の意味の6領域から出題。日本語の総合力を測る。文書作成、電話応対などあらゆるビジネスシーンで必要な常識が身につく。社会人としては2級以上をクリアしたい。
【年上の友人への手紙の中で】
ご子息が第一志望の大学に合格されたとのこと、( )に存じます。
(1)鄭重(2)敬重(3)重宝(4)重畳
●日本語漢字能力検定
<合格率約25%(2級)/日本漢字能力検定協会/難易度★★☆☆☆>
10級から1級まで12の級があるが、準1級、1級はマニアックな領域で社会人が目指すのは2級レベルで十分。合格までに要する勉強時間の目安は3級で100時間、2級で200時間程度といわれている。
1. 大言( )2. 白砂( )3. 外柔( )4. 高論( )5. 初志( )
[かんてつ/せいしょう/そうご/たくせつ/ないごう]
●ビジネス実務マナー検定
<合格率約60%(2級)/実務技能検定協会/難易度★★☆☆☆>
ビジネス上必要とされるマナーに関する知識を問う。マナーは仕事の成否にも結びつくため、取得しておくと当然有利だ。3級・2級は4択問題で合格率も高いが、勉強しておかないと合格は難しい。
(1)上司である係長とKの間の行き違いなのだから、部下としては黙ってしかられておくのがよい。
(2)不当だと思う気持ちは理解できるが、終わったことでもあるし、このことは蒸し返さない方がよい。
(3)係長の指示をきちんと確認しなかったKにも反省すべき点はあるのだから、何も言わずにおくのがよい。
(4)係長がそれを聞いてどうするかに関係なく、係長に、納期の間違いで課長からしかられたと話しておくのがよい。
(5)今後もこのようなことが起こり得るから、しばらくたってから、係長の指示の仕方が原因だったことを課長に言っておくのがよい。