祝儀袋の選び方・使い方

●水引の形には意味がある。手前の「蝶結び」は、入学祝いや出産祝いなどの何度繰り返してもいい祝い事に使う。後ろの「結び切り」は、結婚やお見舞いなど、二度あってはいけないことの場合に使う。結婚披露宴には結び切りの祝儀袋を用意しよう。

●祝儀袋の種類はピンキリだが、包む金額によってランクが変わる。購入する際に迷ったら、包装に書いてある目安を参考にするといい。

●さまざまなのし袋が売られているが、凝った飾りがついて、カラフルな紙を使ったものなどは、若い女性が友人の披露宴で使用するものと思ったほうがいい。それなりの年の男性ならば、オーソドックスなタイプを選ぶべし。

●お金を入れる向き、袋の折り返しにも注意

内袋に入れる際、お金の向きにも注意が必要。祝儀の場合は袋の表側にお札の表側がくるようにする。お札は必ず新札にすること。

外袋の折り返しは、慶事は下側を上側にかぶせる。