携帯呼び出し音が普通じゃなかったら要注意

また、男性を肩書や会社で判断するのは危険だということも学びました。督促するときは、端末画面にお客様の顧客情報が表示されるので、勤務先や年収が全部わかります。毎日数百件もの顧客情報を見ていると、自然と覚えてしまうので、合コンでも、会社名を聞くとおおよその年収がわかるようになってしまいます(笑)。そして、「高収入だからといって借金がないとは限らない」ということもわかるようになりました。

上場企業勤務なら審査も通りやすい。年収の3分の1まで借り入れができるので、年収の多い方のほうがお金をたくさん借りることができます。つまり、そもそも借金しやすいのだということに注意したほうがいいと思います。

借金を延滞する人に共通するのは、やはりルーズであるということですね。カードを作るときは、用紙に必要事項を記入しますが、これが汚い人は延滞の確率が高い。フリガナが抜けていたり、走り書きだったり。

また、延滞している人に電話したときにわかったのですが、「呼び出し音のメロディー率」が高いというのも特徴です。それも時代遅れの曲や、逆に高齢者の方がエグザイルなど、普通の人ならちょっと違和感を感じるような曲を使っている人が多い。時代遅れの曲を使う人は、ただの「面倒臭がり屋」だと思うのですが、私たちにその曲が聞こえるということは、その人の大事な取引先の方などにも聞こえる可能性があるわけです。そういった配慮ができないということは、やはり問題です。

よくポストにローンのチラシがたくさん入っている家がありますよね。あれは、家の大きさや古さではなく、掃除が行き届いてないなど、ルーズな雰囲気がローンのチラシを呼び込むのだと思います。やはり見た目、第一印象というのは大事ですね。