信長から受けた恩義に報いる
本能寺の変から90年近くが経っていますが、当時はまだ関連文書も残されており、この史料を編纂させた細川忠興の孫・行孝が祖父から直接聞いた話が盛り込まれていたと考えられるため、比較的、信憑性の高い史料と考えられています。
実際、使者が泥だらけの足で広間に上がってきたことなど、切迫した場面が生々しく記録されています。
注目すべきは、光秀に味方するわけにはいかない理由として、藤孝が「恩」を挙げていることです。忠義を貫くためではなく、信長から受けた恩義に報いるために出家すると発言しているのです。
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