過去最多だった2023年、24年を大きく上回る暑さ

図中には、5~10月の毎日の猛暑日地点数を累計した延べ地点数を2012年以降昨年までの推移を棒グラフで示した。2018年に6487カ所とピークを記録したのち、しばらくは2000~4000カ所レベルで落ち着いていたのであるが、2023年には7000カ所を超え、さらに昨年の2024年には1万カ所を超え、過去最多を2年続けて更新し、暑さのレベルが過去を上回り続けている。

ところが、今年に入ると、6月から猛暑日を記録する地点が急増し、これまでの累積の猛暑日地点数が昨年以上に増える勢いとなっている。日本列島はまさに未曽有の暑い夏を経験しているのである。