脳に大きな負担を与えてしまう

すでに動脈硬化がある高齢者に、血圧を下げろ、血糖値を下げろと引き算医療を施すことは、かえってダメージを与えることになります。

動脈硬化を起こすと血管の壁が厚くなるので、血圧や血糖値を多少高くして血液を巡らせないと、脳に酸素やブドウ糖がゆき渡りにくくなるのです。結果、脳は栄養不足になり、頭がぼんやりしたり、だるくなったりなどの不調が現れることになるのです。したがって、血圧も下げすぎるのはよくないというのが私の考えです。

糖尿病は、血糖値が高くなる病気ではありません。血糖値が不安定になる病気です。そんなこともよく知らずに、血糖値が高くなると、薬で正常値まで下げる引き算医療がただちに始まります。