消費電力と「トータルコスト」は別問題
電気代で比較すると、The GreenFanの消費電力は最大で20Wのため、1時間あたりの電気代は約0.64円。一方、ニトリの扇風機は最大で35Wで、1時間あたり約1.1円となる。これを8時間使用した場合、The GreenFanは約5.1円、ニトリの扇風機は約9円となる。
電気代だけを見れば、DCモーターを搭載したThe GreenFanのほうが経済的だが、本体価格に大きな差があるため、暑い期間に毎日10年使用した場合を計算しても、トータルコストにおいてはニトリの扇風機よりもはるかに高い。よく「DCモーターは電気代が安い」と言われるが、今回のように価格差があると、日々の電気代はニトリの扇風機のほうが高いものの、本体価格を含めるとThe GreenFanには及ばない計算となる。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
