レジに並ばず決済できる「スキップカート」を発明

2010年代以降、ソフトウェア開発は加速した。2013年、商品メーカーとデータを共有するITプラットフォームを構築し、2015年には“スキップカート”と呼ばれるレジカート(タブレット端末のついたカート)を導入した。

スキップカートを使うと、消費者はレジに並ばず買い物を済ませられる。支払いはアプリなどで行う。スキャンした商品に応じてクーポンを付与し、購買意欲を刺激する。同社はこのカートを外販している。

トライアルが開発した「スキップカート」。専用アプリがあればレジを通さずに決済ができる
撮影=プレジデントオンライン編集部
トライアルが開発した「スキップカート」。専用アプリがあればレジを通さずに決済ができる

トライアルは、店舗運営にもデジタル技術を積極活用した。AI搭載カメラ、センサーを数多く配置し、リアルタイムでの売り場の状況確認、万引き防止の体制を確立している。さらに、消費者の行動、支出金額、買い物の傾向といったデータも蓄積した。