AIとの共生は日本人の得意分野
この「第三の黒船」を活かす鍵は、多様性の尊重にあります。たとえば、メタ(旧フェイスブック)のCEOであるマーク・ザッカーバーグは、AIが今後は一つに統一された絶対的な存在としてではなく、数多くの異なるAIがそれぞれの場面やニーズに応じて活躍する未来を描いています。これは、日本人が古来より持つ、八百万の神々を受け入れる柔軟な感覚と非常によく似た考え方だと言えます。
AIが細分化され、用途ごとに誰でも手軽に利用できるようになれば、日常生活はもちろん、仕事や教育でも個人に最適化されたサービスを自由に選べるようになります。スマートフォンのアプリを使いこなすような感覚で、自分に合ったAIを日常的に活用していくでしょう。
また、日本にはロボットやキャラクターに親しむ文化が根付いています。『ドラえもん』や『鉄腕アトム』を通じて人間と機械が自然に共存する世界を描いてきた日本人にとって、AIとの共生はむしろ得意な分野です。このような日本人ならではの特性を活かして、世界に先駆けて新しいAIサービスを生み出していくことも可能だと僕は考えます。
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