朝食習慣のない人の心筋梗塞リスクは約2倍

朝食抜きの生活を続けると心筋梗塞に罹るリスクが上がります。心筋梗塞のない人を対象にした6年間の観察研究で、毎日、朝食を摂る人に比べ、摂らない人は、心筋梗塞で亡くなる危険性は約2倍高いことが報告されています。

さらに、心筋梗塞で一命をとりとめた患者さんを対象にした観察研究(*1)(*2)では、次のような結果が出ています。退院後、朝食を抜き、さらに遅く(就寝前2時間以内)に夕食を摂る患者さんは、朝食を摂り、かつ夕食を早く摂る患者さんに比べ、30日以内に再び心筋梗塞が起こる危険性が4~5倍になると報告されました。

これは、朝食を抜くと冠動脈(心筋に血液を供給している動脈)の動脈硬化が進み、心筋に血液が十分に供給されないためとされています。したがって、朝食を摂ることは心臓を保護するための日常生活上の工夫と考えることができます。