ウクライナとガザで展開するハイブリッド戦争

防衛装備品はソフトウェアで制御されるが、それに人工知能(AI)や機械学習アルゴリズムを組み込むことで、装備品の自律性、敵の行動予測、リアルタイムな意思決定が可能となり、戦場での即応性が向上する。また人的被害の抑制も期待できる。

こうしたことから、軍においては今後一層のAI活用が見込まれる。防衛省もAIの一層の活用に向けて、2024年7月にAI活用の方針となる「防衛省AI活用推進基本方針」を策定したところだ。