愛子天皇待望論を過熱させる大きな差
そうなると、その6年以上にわたる期間、国民は悠仁親王のことについて知ることはほとんどなくなり、事実上、忘れられた存在になってしまうのではないだろうか。
もちろん、大学生活の一端が伝えられるであろう。卒業し留学ともなれば、そのことは報道されるであろう。
だが、一方で、愛子内親王は、これまで以上に公務にはげみ、一般国民と接する機会もますます増えていく。そこに大きな差が生まれていくことになる。そうなると、愛子天皇待望論はいっそう熱を帯びていくに違いない。
もちろん、別の未来もある。悠仁親王が留学を終えて帰国し、公務に携わる機会が増えていくまでの間に愛子内親王が結婚し、皇室を離れてしまうことも考えられるだろう。たとえ女性宮家の創設が認められるとしても、本人がそれを望まなければ、強制するわけにはいかない。
いったい、これからの数年で皇室にどういったことが起こるのか。拙著でも述べたように、皇室という存在が日本の社会で極めて重要なものであることを踏まえるならば、国民全体、それに注目せざるを得ないのである。

