メディアは真実を「誤情報」と切り捨てた

地球温暖化の影響が見られなかったことは、別に驚くに値しない。なぜなら、ホッキョクグマは、現在よりもはるかに温暖だった13万~11万5000年前の最終間氷期や、やはり現在よりも温暖で北極圏の氷も少なかった8000年前ごろから4000年前ごろ(日本で縄文時代にあたる時期)にも生き延びてきたからだ。北極圏の氷が減ると絶滅するということは起きないのだ。

なお、図表1は、デンマーク出身の研究者であるビョルン・ロンボルグがSNSのX(旧Twitter)に投稿したものである。

ところが、フランス通信社のAFPは「ファクトチェック」と称し、この記事は「信頼できないデータを使用した」として「誤情報」というタグを付けた。他のメディアもこれに追随し、例えば、Facebookは、ロンボルグが同様の主張を行った投稿や新聞コラムを「一部虚偽」ないし「誤解を招く可能性がある」とタグ付けした。