「ストレス=悪」ではなく、よい面もある

「外部刺激によっても、体の中で生じる病気を起こす原因(病因)と同じような反応が引き起こされる」という研究は当時、非常に注目された。のちにセリエ博士はノーベル賞を受賞する。

この説は非常に画期的ではあったが、「ストレスは病気を引き起こすものだ」という部分が衝撃的だったために、その部分が独り歩きしてしまった。