そなエリア東京/ゆりかもめの有明駅徒歩1分にある。売店には温めなくても食べれらるカレーがある。座るスペースも多く、年配の方の入館にも優しい。

「実際に地震が起きたら、自分も冷静に対処できるかわからない。一緒にいられればまだいいけど、平日なら親子離れ離れ。子どもには自分で自分の身を守れる能力を身につけてもらわないと」(40代専業主婦)と話す表情は、真剣だった。

館内には世界の防災グッズの展示コーナーや、防災映像のライブラリー、ミニシアターなどがあり、さらに地震や防災に関する理解を深めたいという家族におすすめだ。時間があるのなら、外へ出て体を動かすことも可能だ。

「そなエリアは、通常は防災学習ができる施設ですが、首都直下地震などの大規模な災害発生時には、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う『災害現地対策本部』となります。サッカーボールなどの遊具を無料で貸し出しているので、ぜひご家族で来ていただけるきっかけにしてほしいですし、ぜひ館内にある本物のオペレーションもご覧になってください」(そなエリア副センター長の山崎純一さん)

サイゼリヤで100円ワイン

週末を家族で楽しく過ごし、ヘトヘトになっているお母さんに家に帰って食事をつくれというのも酷な話だろう。

どこかで食べて帰ろうと考えたとき、激安の定番は「イタリアンレストラン・サイゼリヤ」だ。マルゲリータピザが399円、目玉焼きや温野菜が添えられたハンバーグステーキが399円、どんなに食べても1000円を超えるのは大変だ。さらに頑張ったお父さん、お母さんは、ぜひ、1杯100円のワインと370円のグラッパ(イタリアの食後酒)を堪能あれ。とりわけこのグラッパは、サイゼリヤの会長・正垣泰彦氏が、こんなものまで置いているのか、とお客をびっくりさせようとした商品なのだ。

家族と過ごす休日を充実させる秘訣は、親子間の深いコミュニケーションに尽きる。そのために、潤沢な資金が本当に必要なのか、家族で話してみるのもいいだろう。

(小倉和徳、岡本 凛、プレジデント編集部=撮影)
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