破格の家賃や、運営の面は「特殊」ではない

日本学生支援機構の調査では、国立大学の96.5%が学生寮(寄宿舎)をもっており、その半数にあたる50.6%が、「0~5000円」と、熊野寮と同程度の寮費である。熊野寮のような「学生による自治」で運営されているものも、50.6%と半数ほどである。

数字を見る限り、熊野寮は、家賃の面でも、運営の面でも、特殊ではなく、2つにひとつの国立大学には似たような施設があると言えよう。

では、なぜ、熊野寮をめぐるニュースが、注目を集めるのか。