格安でも信頼できる業者の条件
ていねいに暮らしていても、キッチンやトイレ、お風呂の浴槽、洗面所などの設備は使っているうちに傷むもの。そこで問題になるのがリフォーム会社選びだ。目当ての設備があれば、メーカーのHPからリフォーム会社を紹介してもらうことはできる。ただ、紹介は契約後で、自分とは合わない業者に当たるリスクがある。
部品交換や修理、あるいはどこか1カ所だけリフォームしたい場合に役立つのが、「くらしのマーケット」や「ミツモア」といったマッチングサイトだ。国内の住宅設備は成熟市場で、どの会社でも同じような設備を取り扱えるため、商品の選定で差別化できることはほとんどない。
そこで価格差が生まれるのが工事費に含まれる間接費。マッチングサイトで「一人親方」でやっている優良な事業者を見つければ、間接費を抑えられている分、工賃を安くすることが可能だ。
ただし、安いからといってプロフィール写真が初期設定のままだったり、実績や口コミがほとんどない業者は避けるのが無難。安くて実績も書かれた業者がいた場合、マッチングサイト外で名前を検索するといい。事業者であれば大体の場合はHPやSNSを運用している。そこに自分が依頼したい設備交換が書かれていれば、作業も手慣れていると考えていいだろう。
新築から住み続けている家では15〜20年程度であちこちの設備で一斉に不具合が出始めることも多い。マッチングサイトは部品交換や設備単体の入れ替えでは役立つが、複数箇所を同時にリフォームする必要がある場合は、まとめてリフォーム会社に依頼したほうがいい。
リフォームのトラブルは、金銭問題より業者と顧客の認識違いが圧倒的に多いからだ。「言った、言わない」で揉めるのである。「トイレはこの人」「キッチンはあの人」と関わる事業者が増えるほど、こうしたトラブルの種が増える。あちこちに連絡してスケジュールを調整して、と、リフォームのために自分が施行監理者のように働く羽目にもなるため、連絡窓口が一本で済む会社にまとめて頼むほうが結果的にコスパはいいだろう。
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