プライベートな話題、他人の悪口は避ける
各選択肢の具体的な解説は次の通りです。
【A】
・特に力を入れていること……具体的な接点や相手からの影響に触れておらず、一般的な業務の質問に留まっています。そのため、相手の価値を認める要素が欠けています。
【B】
・休日は……仕事に関する具体的な接点がなく、プライベートな質問に突然飛躍しています。関係性ができていないメンバーからすると、唐突にプライベートのことを聞かれるのはあまりいい気がしないものです。
【C】
・この前のレポート作成……相手との具体的な接点に言及しており、会話の糸口を自然につくっています。
・したいなって影響されましたよ……相手の過去のプロセスから影響を受けたことを伝えることで、相手の価値を認めています。さらに、相手の行動から受ける「学習」「影響」に関心を示すことで、モチベーションを引き出す機会をつくっています。
・ありがとう……直接的な質問ではなく、感謝と称賛を通じて相手の反応を促しています。
【D】
・山田さんの仕事の振り方……この場にいない第三者を話題にして対話の糸口を探していますが、明らかにネガティブな話題を提供しています。一般的には「悪口」と捉えられます。田中課長と山田主任の関係性がどれだけ構築できていようと、メンバーからすると「裏では私も悪く言われているのかな?」と懐疑的になり、安心して働けない環境になります。
・困っているようですね……無理やり同情を求める言い方で危険です。メンバーは愛想笑いを浮かべて、その場はやり過ごしますが、冗談なのか本音なのかがわからない上司の態度に、信頼を失っていくでしょう。
部下の「興味関心」を引き出す効能
C
現状の関心や課題を明らかにする「興味関心」のステップです。対話の入口では相手との接点や影響について話します。
Cの問いかけを用いることで、具体的な接点をもとに会話を始め、相手の価値を認めつつ興味関心を引き出すことができます。これにより、より自然で深い関係性を構築する機会が生まれ、相手の意欲や成長にもつながる可能性があります。
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