よみがえる「有栖川宮詐欺事件」

この出来事は、2003年に起こった「有栖川宮ありすがわのみや詐欺事件」のことを思い起こさせる。

有栖川宮家は、天皇に世継ぎがいない場合、次の天皇を立てることができる世襲親王家の一つだった。ところが、第10代の威仁たけひと親王には子がいたものの20歳で早世してしまう。その後、威仁親王が亡くなったことで、有栖川宮家は断絶することになった。