ポルトガルの「失われた250年」

250年の時を経て、2010年のギリシャ危機から始まった欧州信用危機の中で、2011年には自国での復興が難しいと判断することとなった。イギリスが衰退したときにも支援に乗り出したIMFのもと、経済の健全化を図ることになる。だが、欧州全体の経済状態が良くなかった時期と重なった不運もあり、衰退の一途をたどってしまう。株価は急落し、金利が高くなるなどの状態が続いている。

ポルトガルの停滞は、日本のように失われた30年という期間ではなく、250年もの間にわたって、である。つまり日本も経済や金融政策がうまくいかなければ、今後数百年という長きにわたり、ポルトガルのような失われた時代が継続する可能性があるのだ。

日本がポルトガルのように長い間、不毛な時代を送らないためにはどうすればよいのか。日本をデフレなどの経済不安から脱却させ、再び成長軌道に乗せることができるだろうか。