秋田の城なのに愛知の城をモデルにする
藤岡氏の指摘に該当する「怪しげな城郭建築」のひとつが、横手城(秋田県横手市)の模擬天守ではないだろうか。
16世紀半ばに小野寺氏が築いたこの城は、関ヶ原合戦後は最上氏、続いて佐竹氏の所有となり、寛文12年(1672)に佐竹氏の縁戚の戸村義連が入城したのちは、明治まで戸村氏が城主を務めた。その間、江戸時代をとおして石垣がない土の城で、天守も建ったことはなかった。
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