元大阪市長・大阪府知事で弁護士の橋下徹さんであれば、ビジネスパーソンの「お悩み」にどう応えるか。連載「橋下徹のビジネスリーダー問題解決ゼミナール」。今回のお題は「首相の靖国神社公式参拝問題」です──。

※本稿は、雑誌「プレジデント」(2024年12月13日号)の掲載記事を再編集したものです。

元大阪市長 橋下徹氏
撮影=的野弘路
1969年生まれ。大阪府立北野高校、早稲田大学政治経済学部卒業。弁護士。2008年から大阪府知事、大阪市長として府市政の改革に尽力。15年12月、政界引退。最近の著作に『政権変容論』(講談社)、『情報強者のイロハ』(徳間書店)などがある。

Question

海外では「当たり前」のことをどう実現するか

戦没兵士の慰霊施設に国の代表が参拝する、という当たり前のことが日本では事実上できなくなっています。安倍晋三首相でさえ在職中1回しか靖国神社に公式参拝できませんでした。現実的な解決策はどこにあるでしょう?