「鼻の形が悪いのもお祖母ちゃんの遺伝!」

白柳さんが5歳になった頃、母親は再び働き始めるが、教育関係の仕事に恵まれず、仕方なく団体職員になった。

ところが母親は、職場でパワハラにあっていたようだ。

「小学生の頃、母に仕事の愚痴をこぼされたことがあるのですが、私がなんとかして解決してあげたいという気持ちから、『そんなに嫌な課長なら、もっと上の人に言いつけたらいい!』『仕事休んじゃおうよ!』などとアドバイスしたところ、案の定『無理に決まってるじゃない!』とヒステリックにキレられました。それでも母が心配だった私は涙目で、『じゃあ、私がその課長を呪い殺すから名前教えて』と言ったところ、珍しく母がふわっと笑い、『ありがとう』と言って頭を撫でてくれたんです。この笑顔が、私が覚えている唯一の純粋な母の笑顔でした」