専業主婦からラーメン店店主へ
岡村さんはもともと専業主婦だった。長女が先天性心疾患を持って生まれ、育児と通院の目まぐるしい日々を送った。2年後に長男を出産。長女の容体が落ち着いた頃、働き始めた。パン屋でのパート勤務だったが、ある日、油そば専門店「歌志軒」のパート募集に応募して即採用決定。持ち前のコミュニケーション力を接客に活かした。
2年後、店を運営する会社内で動物性食材不使用のラーメンとカフェを融合した新店出店計画が浮上する。岡村さんは新店で働きたいと懇願するが、正社員になるのが必須条件だった。育児との両立が不安の種だったが、夫の後押しもあり正社員に。晴れて新店の店長に決まった。
突然発症した、重度の小麦アレルギー
2015年4月に新店がオープンした。場所は、市内の主要なJR駅前一等地。斬新な店舗スタイルは注目を集め、テレビや雑誌に数多く紹介され、話題になった。しかし、日に日に客足は落ち、食材廃棄が続く。毎月の家賃代65万円と人件費、コンサルティング費用は支払わなければならない。赤字続きに岡村さんは頭を抱えた。
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