「ポイ活」を見直したら2万円の節約に
買い物をする際に、値段に応じてポイントがつく、お店のポイントカード。「ポイ活」なる言葉も生まれて、節約生活の象徴的な存在になっています。でも、このポイントカードを持ちすぎていたり、生活の目的が「ポイ活」になってしまうと、本末転倒状態に。かえって、家計を圧迫する原因にもなりかねません。
というのも、「今日はポイント5倍! どうせ買うなら今買わないと損」と、点数が稼げる日にドカ買いを繰り返してしまうと、余計なものまで買ってしまったり、あらかじめ立てていた予算をオーバーしたりして、かえって家計管理がしづらくなるからです。
また、私自身がかつてやっていた失敗ですが、ポイントカード用のカードケースをわざわざ買って持ち歩いていました。お得なはずのポイントカードによって、出費が増えてしまっていたのです。この習慣を見直したところ、毎月7万円以上かかっていた食費&日用品の支出が5万円以下になり、2万円もの節約になりました。
余計なものを買いたくなる誘惑を防ぐ
確かにポイントカードを持っていれば、割引を受けたり、ポイントを貯めて特典を利用したりできます。でも、それが必ずしも節約になっているのかというと、どうでしょうか。1万円分ポイントが貯まったとして、その分貯蓄につながっているでしょうか?
私はそうは思いません。ポイントという目先の「お得」を手放したほうが、長い目で見れば支出を減らすことができると感じています。ポイントカードを作るのは、本当によく使う店舗に限定することをおすすめします。
私の家の近所には、よく使うメインのスーパーと、たまに特定のものを買うために利用するスーパーがあります。私がポイントカードを作っているのは、メインのスーパーだけ。ちなみに後者のスーパーは、会員になってポイントカードを作ると、買い物をするたびに割引になるシステムです。
一見、ポイントカードを持つほうがお得に思えますが、利用頻度と、管理する手間を鑑みて、結局作っていません。割引目当てに余計なものを買いたくなる誘惑を防ぐこともできるので、このままでいいと思っています。