どうすれば文章読解が早くなるのか。日本速脳速読協会がまとめた『1分読みトレ!』(かんき出版)から、1分でトレーニングできる読解力クイズをお届けする――。(第1回/全3回)
どうすれば「文の骨格」を掴めるのか
主語と述語を骨格として文を正しく理解するという、読解の基本を学びましょう。文のいちばん重要な部分は、
何が→どうした
何が→なんだ
何が→どんなだ
何が→なんだ
何が→どんなだ
これらを意識して文を読むことで、文の骨格がわかり、内容を正しくとらえることができます。
では、それを意識しながら、次に出題する3問を解いてみましょう。主語・述語、修飾・被修飾といった、“係り受け”の構造をつかむ問題です。目標タイムはそれぞれ1分。難易度は順に高くなっていきますので、全問正解できるか挑戦してみてください。
〈第1問〉【難易度★★★】
Q1.ガスバーナーの火を消すときには、火をつけるときと逆で、空気調節ねじ、ガス調節ねじ、コック、元栓の順に閉めていく。
[問]上の文をもとに考えたとき、下の文は正しいか、正しくないかを答えなさい。
ガスバーナーの火をつけるときは、まずは空気調節ねじを開く。